知覚過敏の予防

 知覚過敏の確実な予防法はありません。健康な歯肉でも加齢によってある程度歯肉が退縮することは避けることができません。歯の根部の象牙質の露出を防ぐには歯周病の予防に努めることと、歯肉の退縮が進みやすいような不適切な歯みがき法をしないことです。

 またプラークが付着した状態が長く続けば、歯の表面が酸により溶けて、知覚過敏が起きやすくなりますコンプレッサー。この場合にはむし歯も進行しやすくなります。以上のことを考えれば、歯周病とむし歯の予防が、知覚過敏の予防につながるのは明らかです。

 知覚過敏と同じような症状、すなわち冷たい水で歯がしみるといった症状は、むし歯がある程度進行した場合にもみられます。また歯に亀裂が入っている時にも、同じような症状がみられることがありまオートクレーブオートクレーブ。このような症状のあるむし歯の場合には、早く治療をする必要があります。また、亀裂が入っている場合も早く対応することが大切ですが、その歯を残して使うことが難しい場合もあります。